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ゴキブリの生態

ゴキブリとは何か?

 

ゴキブリの体は平べったい卵形で、頭は下を向いています。
触角が長く、ほとんどの種類には二対の翅(はね)があります。
外熱無脊椎動物であり、軟骨や硬骨から成る背骨などの体を内から支えるものはありません。

 

■主な特徴
ゴキブリなどすべての昆虫は骨格をからだの外側にまとまっています。
この骨格は厚さは100ミクロン(ほぼ人間の髪の毛の太さ)しかない【殻】で
キチン質という丈夫な多糖類でできています。

 

この殻は目まで含めて、からだ全体を覆っています。
また、中世の騎士の鎧のような継ぎ目があり、脚の動きを容易にしています。
ぶりきの鎧とはちがって、ゴキブリのキチン質の覆いはきわめて軽いようです。

 

ゴキブリを含めた昆虫は、頭部、胸部、腹部の三つからできており、
頭部は盾に似た前胸背板で完全に覆われています。

 

前胸背板は特有の模様や色がついている場合が多くあります。
ゴキブリのすべての種類に翅があるわけではありません。
完全に翅のない種もいますし、お飾り程度に小さな退化した突起のついた種もいます。

 

さらに翅はあるがほとんど使うことはなく、落下の際に速度を落とす場合のみ、翅を広げるものもいます。

 

ガラスなど滑りやすい表面でも素早く動けるようにゴキブリの足には、粘着性のあるパッドがついています。
これにより垂直の壁でも自分の体を引っ張り上げることができるのです。

 

体の中でいちばん柔らかく、しなやかな部分である腹部は、二組の装甲板によって保護されています。
上部の板は背板、下部の板は腹板と呼ばれています。

 

腹部を見ればゴキブリの雄と雌を判別することができます。
腹板を下から見たときに、雌の場合は七枚しかないのに対して雄の場合は九枚あります。

 

腹部の両側に整然と並んでいるのは小さな穴(気門と呼ばれる)でそれぞれが気管と
つながっており、この穴を通じて呼吸しています。

 

すべてのゴキブリに共通する特性は、卵のカプセル、つまり卵鞘(らんしょう)です。
卵鞘は硬い殻で覆われた小さな「がま口」になっており、雌はこの中に卵を産み付けます。
ゴキブリ以外で卵を入れる容器をもつ昆虫はシロアリやカマキリだけです。

 

■ゴキブリの体

 

頭部触角・・・ゴキブリの頭部にある触角は非常に長い管で130の節からなっています。
       それぞれの節が、温度や周囲の動き、匂いまでもを感知することができる感覚器官を備えています。

 

眼・・・「複眼」と「複眼」と呼ばれる2種類の眼があります。
     複眼は八角形のレンズを2000個ずつ含んでおり、眼点は光と暗さを認知するためのレンズのない眼となっています。

 

口部・・・キチン質の頑丈な歯を備えた、ものを噛むための大顎が頭部を横切っています。
小顎は触角や脚の身繕いをするための微細な硬い毛に覆われています。指のような形をした小顎肢と下唇肢は食べ物を
一つ一つ突き刺し、実際に摂取する前にそれが食べられるものかどうか判断します。

 

胸部脚・・・ゴキブリの小さな脚には驚くべき工夫がなされています。
その最たるものが三種類の接合部で、脚と体の肉をつなぐ蝶番(ちょうつがい)、
むこうずねと足部を結びつける球窩関節(きゅうかかんせつ)、両方の「膝」の膝関節の三つです。

 

耳・・・膝下器官(しっかきかん)とも呼ばれ各膝の関節に耳があります。
これによって非常にかすかな空気を伝わる音や、他のゴキブリの足音までも聞き分けることができます。

 

腹部気門・・・気門は空気を取り入りこむためのもので、八組の気門が気管に通じています。残りの二組の気門が胸部に位置しています。

 

尾角・・・圧力を感知する毛に覆われています。関節のある尾で、毛は差し迫った危機を敏感に感じます。
この毛から入ってきた警告メッセージは脳を通らず直接脚に流れるため、瞬間的な行動にでることが可能となっているのです。

 

生殖器・・・三本の鉤爪状のフックがあり、うち最長のものは雌の腹部の先端に結合する作りになっています。
一度、この結合が果たされると残りの小型のフックもつながり、二個の動物の結合はなかなか引きはがせない状態となります。

 

消化と排泄・・・驚くことにゴキブリの胃の中には歯があります。
専門的に言えば、これらは前胃にあるキチン質の歯状突起で食べ物はここでしばらくの間こなされます。

 

栄養分は指のような形をした突起から吸収されます。
残りはすべて結腸に流れ出て行き、スパゲッティー状のマルピーギ菅によって腸の中に吸収、放出された代謝老廃物と混ざります。

 

マルピーギ菅はすべての昆虫に共通する排泄器官です。
腸の内容物は、直腸ひだによって水分を取り除かれ、乾燥した玉粒状の糞となり肛門を通って排泄されます。

 

脂肪体・・・ゴキブリ繁栄のもう一つの秘密が脂肪体です。腹部の空間をほとんどすべて埋めつくしている白い塊の組織です。
この大量の組織が、いくつかの機能を果たしており、
倉庫(この中にタンパク質やグリコーゲン、脂肪が食べ物の少ない時期を見越して蓄えられています)であり、
工場(アミノ酸やビタミンが生成される)であり、
再生プラント(エネルギー源として再利用するため、老廃物や尿酸を化学変化させています)
となっているのです。

 

生殖・・・受精は体内で行われます。

 

感覚・・・ゴキブリは二つの脳を持っています。頭に二組の大きな神経球があり、尾の部分にも一個の神経球があります。
これら二つの感覚中枢は最終的には、巨大な神経繊維はでつながっています。
神経情報はハイウエイを構成するこれらの巨大な繊維は、普通の神経の十倍のスピードで刺激を伝える。

 

刺激はゴキブリの神経索の端まで、およそ0.003秒で到達する。
この態勢によりゴキブリは感覚をインプットしてから記録的な速さで行動に移ることができる。

 

実験では、尾角から受け取った警戒メッセージは0.045秒で敏速な脚の動作へと伝わることが明らかになっています。
これは人間のまばたきよりも速く、丸めた新聞紙を振り下ろす前に
ごくかすかな風さえあれば、ゴキブリは一足先に逃げを打つことができるのです。

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